梅酒はお店に常備してるし、なにか季節感のある目新しいお酒はないかなぁ…。
そうだ!
しそのお酒を作ろう!!
というわけで、大量のしそを買ってきました。
材料
- お好みのお酒 4ℓ
- 赤紫蘇 4杷
- 氷砂糖 600g
- りんご酢 800mg
下準備

しそをじゃぶじゃぶ洗ったら、しっかりと乾かしておきます。
水気が残っていると、保存するときの劣化の原因になるので。
こ…これは…。
魔女の儀式かなにかかな?
量が多いからか、おかしな見た目に…。
乾いたら茎から葉の部分をちぎっておきます。
漬け込む

ちぎった葉を瓶に詰め、上から氷砂糖をどっさりと。
お酒は甲類焼酎の中でいちばん好きな金宮をチョイスしました。
他の甲類にはないまろやかさの理由を調べたところ、酒蔵のある三重県の超軟水が使われているのだそう。
正式名称は亀甲宮焼酎っていうんですね。
はじめて知りました…。

お酒に漬けたら日のあたらないところで20日ほど寝かせます。

ときどきゆすってあげたりします。
だんだん、色が出ていくところを眺めるのも楽しい!
仕上げ

20日たったら、しそをザルで濾して、リンゴ酢を加えます。
他のお酢やクエン酸でもそれぞれ違った味わいに。
酸味を加えると、ぶどうジュースのような濃い紫色が、ぱっと色鮮やかなピンク色になるのが不思議です。
試飲

短い期間ですぐ飲めるのも、このお酒の魅力。
それでは味見という名目で、さっそくいただきます。
濃いめなので、ソーダで割って。

うんうん。
尖りのないすっぱさ。
まろやかだけどさっぱり。
金宮とりんご酢のとりあわせ、成功だったみたいです。
懐かしい味でおいしいー。
そしてとってもきれいな色味にうっとり。
これが自然の色だなんて…。
なんだか魔法みたい。
あ!
始めの魔女の儀式ってそういうことだったのか!
酔っぱらったのか、気づいたらそんなことをぶつくさ考えながら飲んでいました。
最後に

しそは、野菜の中でもトップクラスの栄養素を誇るそうです。
美容健康はもちろんのこと、リラックスや自律神経の改善にも効くのだとか。
この文章を書いていて、しその効能はサウナの効果と似ているなと思ったので、最後はよく行くサウナの看板をパシャリ。
酒場というのは、健康的な場所ではないのかもしれません。
そんな中で少しでも、お客さんと自分の身体にいいことができるといいな。



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