色とりどりの野菜の彩り。
見るだけでわくわくします。
わたしの中で夏の定番ラタトゥイユ。
今回はより夏らしく、ピリッとスパイシーに仕上げてみました。
材料

- 長なす 2本
- パプリカ 3個
- セロリ 1株
- ズッキーニ 2本
- トマト 3個
- トマト缶 1缶
- 玉ねぎ 2個
- にんにく 2片
- 白ワイン 100cc
- ローリエ 2枚
- クミン(ホール) 大さじ1
- クミンパウダー 大さじ2
- コリアンダーパウダー 大さじ2
- カルダモンパウダー 大さじ1
- チリパウダー 小さじ2
- オリーブオイル 適量
- 塩コショウ 適量
- チャービル(なくても) 数枚
ソース作り
分量外ですが、鶏がらがあったので白ワインと一緒に4時間弱火でゆっくり煮て出汁を取りました。
通常ラタトゥイユにお出汁は使わないので、ただの気まぐれ…。

野菜は全て好みのひと口大に切り、セロリの葉は取り分けておき、にんにくは包丁の腹で潰して皮と芯を取っておきます。
フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニク、ローリエ、クミン(ホール)を冷たい状態から弱火にかけます。

チリチリとして香りが立ってきたら中火にし、玉ねぎを加えて炒め、透き通ってきたらパウダーのスパイス類を加えて全体に馴染むように炒め合わせます。

白ワイン、トマト、トマト缶、気まぐれで取っておいた鶏出汁、セロリの葉っぱを加え水分が水分が2/3くらいになるまで煮詰めます。
鶏出汁、前日に作っておいたらコラーゲンでプルプルになってました。

煮詰まったら、セロリの葉っぱを取り出し、塩コショウで味をととのえてベースの完成です。
野菜を炒める

まずは、ナスを多めのオリーブオイルで揚げるように炒め、取り分けておきます。

余談ですが、みなさんなすを調理するときって水に晒していますか?
なすはアクが出やすい野菜ですが、切りたてをすぐ調理すればアクは出ないので、私は炒める直前に切るようにしています。
だって、水に晒すのめんどくさいんだもん…。

その他の野菜を炒めていきます。
まずはズッキーニから。
ズッキーニが柔らかくなってきたら、セロリ、パプリカの順番で炒め合わせます。
わたしは歯応えが残っているほうが好きなので、シャキシャキのうちに火を止めます。
でもしんなりしたのも、それはそれでおいしいですよね◎

この、色が乗っていく感じがたまらない!
きれいだなあ。。
仕上げ

トマトのベースと合わせて2〜3分さっと煮たら、味見をして塩気が足りないようなら足します。

なすを最後に加えて完成。
出来上がり

エスニックな香りのするピリッと辛いラタトゥイユができました!
ご飯にも、パスタにもパンにも、お肉に添えてもおいしそう。

冷たく冷やしてお通しに。
スパイスのじゃまにならないように、やわらかい香りのチャービルを飾りました。
ふと
ところで、『ラタトゥイユ』と『カポナータ』
材料も見た目もとてもよく似ていますが、ふたつの違いってなんだろう?

調べたところ、
ラタトゥイユはフランス料理。
- 全ての食材を一緒に煮込む。
- ハーブを使うこともある。
- 塩こしょうのシンプルな味付け。
カポナータはイタリア料理。
- 具材を別々に調理して合わせる。
- セロリとオリーブが入っている。
- ビネガーや砂糖を使ってしっかりと味付けしている。
などなどの違いがあるようです。
なるほど…。
わたしが作ったのは、どちらの要素も入っているみたい。
そうしたら、これはなんだろう?
ラタナータ?カポトゥイユ?
まあおいしければ、なんだっていっかぁ。
そんなそこそこのお料理をこれからも作っていきたいです。




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