恥じらったような穂先の桃色が初々しい新生姜。
見ているだけでうれしくなってきます。
毎年時期になると、必ず作る甘酢漬け。
色づいているのは先っぽの、こんなに少しだけなのに、出来あがると全体がほんのりピンク色になるのもきれいで大好きです。
自然の色ってすごいなぁ。

しかしながら、今回は甘酢漬けではなく。前から作りたかった、ジンジャーシロップを作ってみました。
ジンジャーシロップ

皮は剥きませんが、茶色くなっているところをざっと削ぎ落とし厚めにスライス。

同量のお砂糖と混ぜ混ぜ。
コクを出したいので、きび砂糖を使います。
生姜の色を生かしたければ、グラニュー糖で。

小一時間おくと、お砂糖が溶けて生姜からたっぷり水分が出てきました。
何も入れないのもシンプルでおいしそうですが、少し刺激を求めて
シナモン1本 唐辛子小2本 クローブ2つ

弱火でときどきアクをすくいながら、1時間煮たら完成。
途中、味を見つつ煮詰まりそうだったのでお水150cc程度を足しました。
アクはほとんど出なかったです。

写真はありませんが、とりあえずソーダで割ってみました。
たしかにジンジャーエールなんだけど…丸い口あたりで、どことなく懐かしいかんじ。そして生姜がとてもいいかおり!
ハイボールにしても絶対おいしい。
アイスティーもいいな。
調べたら、ヨーグルトやアイスクリームにお菓子作りなど色んな楽しみ方が出来るみたいです。
おいしいのでいろいろ試す前に、飲みきってしまいそうですが…。
ジンジャーシロップ作りに満足したので、明日はいつものピンクの甘酢漬けを作ろう。
あれを作らないと、わたしの夏ははじまらないのです。
新生姜。食べて飲んで、味方につけて、夏を乗りきっていきます。
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